アロマテラピーとは、「精油」を用いて香りを楽しみながら心や身体のバランスをとり、健康や美容に役立てる自然療法のことです。
●鼻から脳、心身へ
精油の香りを鼻で嗅ぐことで、「鼻腔」を通り、芳香成分が粘膜である「嗅覚上皮」がその香りをキャッチします。次に、「嗅毛」で電気的な信号に変えられその情報を脳へ伝えます。「大脳辺縁系」の中の7つの器官(脳下垂体・視床下部・視床・海馬状隆起・小脳扁桃・縫線核・脳青斑)へ分配されます。大脳辺縁系は喜怒哀楽など感情に深くかかわり、海馬は記憶と深く結びつき、視床下部は自律神経やホルモン、免疫の働きを調整します。芳香成分が神経を通じて視床下部や脳下垂体に伝達されホルモンが分泌され、心や身体に働きかけます。
●鼻から肺、全身へ
呼吸をしたとき鼻を通って気管支、肺へ入ります。芳香成分は肺の粘膜から血液中に入って血管で吸収されると体の各部に働きかけます。
●皮膚から血管、全身へ
精油は、アロマバスやアロママッサージによって皮膚から浸透します。皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層からできていますが、芳香成分は小さな分子であるため真皮まで届き、それから血液へと入り全身へ働きかけます。
植物(花・葉・果皮・樹皮・根・樹脂など)から抽出した100%天然のもので、有効成分を高濃度に含有した有機化合物です。
●揮発性の高い芳香物質ですので、空気に触れると急速に揮発します。
●水には溶けず、アルコールやオイル・脂肪などに溶けます。
●植物によって特有の作用と香りをもっています。
精油を取り出す植物の特性に合わせて抽出方法は変わります。代表的な抽出方法は3種類です。
●水蒸気蒸留法
原料の植物を蒸留釜に入れ、下から蒸気を通します。蒸気の熱により揮発成分が水などとともに蒸気となります。これを冷却槽で冷やすと、上澄みに「精油」、その下には精油を少し含んだ水溶性の水「芳香蒸留水(フローラルウォーター)」ができます。
●溶剤抽出法(アブソリュート)
有機溶剤と原料の芳香植物を溶剤釜に入れます。溶剤をゆっくり加熱すると軟膏状の固形物が残るので、それをアルコールで溶かし、分離させてから「精油」を作り出します。ローズやジャスミン・ネロリなどの花の香りを抽出するのに優れた方法です。
●圧搾法
柑橘系のオレンジ・レモン・グレープフルーツなどの果皮をローラーや遠心分離で圧縮します。果皮の「精油」と「果汁」を分離させます。熱を使わないので自然のままの香りがしますが、ほかの抽出法より変質しやすいので早めに使い切ってください。
天然の精油(エッセンシャルオイル)を選んでください。
●精油のラベルをチェックを
「精油名」「学名」「原産国名」「抽出部位」「抽出方法」「品質保持期限」などが記載されていますか?
精油は遮光瓶に入っていますか?
●合成香料の類似品に注意を
天然100%の「精油」であるか確認しましょう。
アロマオイル・ポプリオイルと表記されているものの中には合成の香りが混ざっているものもあります。
●まずは好きな香りからはじめましょう
香りをかいでみて、その時の自分が心地よいと感じた香りは、今、心や体が求めている香りです。
まずは好きな香りからスタートしてみて、慣れてきたらほかの香りを買い足して使い分けていきましょう。
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